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    朝日新聞DIGITAL版の2015年9月24日に、米国や中国などの研究チーム、7グループが計133回の再現実験をしたが、いずれも成功せず、STAP細胞の存在を改めて否定する結果となり、それらをまとめた論文をネイチャー(電子版)に発表する旨が書かれていた。ネイチャーをみると論文は2014年11月10日に受付されている。従って、改めてではなく、STAP論文が発表され、当初、各国で再現に取り組んだときのものだ。

    若山氏は論文発表直後からSTAP細胞の再現は難しく、少なくとも1年は猶予をくれと話していた。この再現の難しさは、「STAP現象の検証」ですぐに明らかになった。

    STAP現象の再現に2014年4月1日から取り組んでいた丹羽チームは2014年8月27日に「中間報告」を行っているが、細胞塊すら出来なかったと報告している。

    「⑥これまで 22 回の実験を行い、①で定めた pH5.7 近傍の複数の条件で、③の処理時間も様々に変えて、④の条件の組み合わせを網羅する形で検討を進めた。しかしながら、いずれの条件下でも、論文に報告されたような細胞塊の出現を認めることはできなかった。」

    海外での再現実験は7グループで133回だから、各グループの再現実験はほぼ、この丹羽チームと同程度だったことが分かる。実際にSTAP細胞を作るところを見て、実験手技解説(プロトコールエクスチェンジ)を書いた丹羽氏が率いるチームでさえ再現出来ないのだから、海外の研究グループが再現出来ないのも、ある意味、無理もないことだと言える。

    そして、この中間報告書には次のように書かれている。

    「今後は、11 月末迄の期間に限って小保方氏の参画を得て、同氏による手技を第三者により確認する。」

    小保方氏が再現実験へ参加することが決まったのは7月1日であるが、実験室の用意等の準備があり、小保方氏の再現実験は9月頃から始まったものと思われる。小保方氏の再現実験は丹羽チームとは別に単独で行われている。その後、丹羽チームの再現実験では細胞塊ができ、少数ではあるものの、Oct3/4 を有意に発現する細胞ができ、部分的にSTAP細胞が再現されている。

    この再現実験の不調の理由はまず、プロトコールエクスチェンジに問題があったと思われる。

    丹羽氏は会見で、STAP論文の掲載が自分たちが思ってた以上に早かったので、書こうとしていた十分なプロトコールエクスチェンジを書くことが出来なかったと述べている。そこで、取り急ぎ、こうしたら出来ないというのを書いたと発言している。つまり、プロトコールには完全な作成手順が書かれていなかったのである。

    小保方氏の参加によって再現が部分的にできるようになったのは、丹羽チームがある程度の経験を積んだ上で、同氏の手技をあらためて確認することが出来たからだろう。再現にはプロトコールに書かれていない、何かが必要だったのである。

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    2015.11.13 Fri l STAP細胞事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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