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     「高知白バイ事件」では警察が開示した写真の中に合成写真があると言われてきた。合成が疑われた写真として、大きく取り上げられたものに「足のない通行人」と「路線バス」がある。

    足のない通行人

     上の写真は「足のない通行人」の写真であるが、検察は衆人監視の中ではスリップ痕等は捏造出来ないと主張していた。一方の弁護側の言い分は通行人も大勢いた証拠として、この写真が合成されたというものであった。

     私は写真の合成には関心がなかった。警察がそのような些細な理由で写真を合成するとは思わなかったし、わざわざ怪しまれる写真を警察が開示するはずはないからである。

     この写真については、既に「『高知白バイ事件』は逆冤罪事件である」という主張を展開しているwaoasada氏が合成とは関係ないことを証明している。要するに、歩いている人間を横から写すと、一瞬、足が消えたように写るタイミングがあるということだ。

    足のない通行人2

     一方、「路線バス」は以下のような写真である。スクールバスの向こうに路線バスが写っている。この路線バスは14時45分と15時22分に運行されていた。実況見分が始まったのは14時55分からであり、このとき14時45分のバスは既に通過していることになる。バス会社も当日、10分以上の遅れはなかったと回答している。

     片岡氏が逮捕されたのは15時4分で、そのまま土佐署に連行されている。弁護側は現場検証が片岡氏のいない間に行われたことを問題視していた。この疑惑は、15時22分頃のバスの写真に片岡氏の写真を貼り付け、あたかも現場検証が行われたかのように合成されたというものである。この写真は嘱託によるネガ鑑定も行われているようだ。

    路線バスの写真

     この写真についても、合成だとは思っていなかったが、「足のない通行人」が解析されたので、この写真についても合成かどうかを調べてみよう。スクールバスの左には、すたみな太郎の看板の影がある。この影を使って写真が撮られた時刻が特定できるはずだ。

     まず、2006年3月3日の事故地点の太陽高度と方位を調べると次のようになっている。方位は北を0°として南が180°になるものである。

    時刻    高度(°)   方位(°)
    14:45      36.70     227.75
    15:00     34.33     231.28
    15:15      31.84     234.58
    15:30      29.25     237.68
    15:45     26.57     240.60
    16:00      23.82     243.37
    16:15      21.00     245.99
    16:30     18.13     248.50
    16:45      15.21     250.90
    17:00      12.25     253.21

     時刻が分かったすたみな太郎の看板の影から、影の方向と方位の関係を知れば、後は何時、どのような影が出来るのかが分かる。時刻と影の方向の特定に使った写真は以下の2つである。腕時計の時刻は少々、分かりにくいが16時54分で、30分過ぎに針が写っているのは秒針だと思われる。この写真が撮られた時刻を16時54分として、15時50分頃、撮影されたという新聞の写真で影の位置を検証しても何ら問題はなかった。ここから、現場の見取り図に、ある時刻での影の方向と長さを書くことが出来る。

    時計の時刻


     「路線バス」の写真に写った看板の影は、まだバスに到達していない。このことから、撮られたのは14時50分頃であることが分かる。写っている路線バスは14時45分のバスだったことになる。15時22分の路線バスなら、影はバスの屋根に到達してしまうのである。

     白バイの巡査長が救急車で搬送されたのが14時48分である。その後、生徒達はバスから降り、向かいのレストラン「グロリー」の2階に上がっている。その最後の生徒が降りるのと入れ違いに片岡氏がバスに乗り込んだという生徒の証言があるので、50分頃、バスに座った片岡氏が写っていてもおかしくないのである。

     従って、この写真は合成ではないという結論になる。もっとも、写真は全て本物であると言っているわけではない。スリップ痕の写真には何らかの手が加えられている可能性は否定できない。

    路線バス時刻


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    2015.01.13 Tue l 高知白バイ事件 l コメント (1) トラックバック (0) l top

    コメント

    弾劾する検察証拠の捏造は新鮮且つ圧倒的正義性がある
    地元のKBS放送は、30本余も高知白バイ事件疑惑を検証報道している、焦点は警察がブレーキ跡を捏造したか否か、これを裁判所は認めない、この攻防は我が第一次再審請求の高橋検察官の偽造検事調書と同じく、捜査機関の有罪証拠の捏造である。

    この判断を裁判所は避けたが、第三次は三人の参考人の警察員面調書は捏造されたもの、この証拠は確定している三者の民事裁判の弁論調書である、この判断を高裁の大島裁判長が下す。
    第三次再審請求は司法責任を断罪する大島隆明裁判長
    http://www.suihanmuzai.com/index4/160918.jpg.html
    2016.09.25 Sun l 遂犯無罪. URL l 編集

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