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    実況見分調書(警察)

     「高知白バイ事件」で警察が作成した実況見分調書は上のとおりである。ここで、バスの位置が書かれているのは、駐車位置①、自歩道前停止位置②、車道前停止位置③、衝突位置④、最終停止位置⑤である。

     さて、①に止まっていたバスは一端バックして②の自歩道に出てくるが、この②の位置が不自然なことに気付かれただろうか。②のように出てくるには、かなりバックしなければならない。本来、もっと左寄りで右斜めに出て来るはずである。実況見分調書のバスの位置は最初と最後だけ正しくて、途中はデタラメなのだ。白バイを撥ね、急ブレーキを掛け止まったように細工されている。

     ここで、実際のバスの走行ルートはどうだったのか以前、調べているので、それを紹介したい。調べるきっかけは、停車中に生徒が撮ったバス内を写した写真があったからだ。この写真でバスの交差点内停止を証明できると思ったが、写真の背景をもとに実測すると④の写真ではなく③停止時の写真だったのでがっかりしたものだ。そのカメラ位置を実測すると、手前の自動車信号から右に10.5m自歩道から中に4.7mの位置だった。


    バス内の写真500

     写真には網棚が写っている。網棚のパイプはバスの進行方向に向いて取り付けられているので、パイプの延長線が交わるところがバスの進行方向となる。ここで左側に歩行者信号、右に自動車信号の柱が写っているので、それらと交点との左右の比で進行方向がどちらに向かっているかを知ることができる。写真を撮った生徒は前列から5番目の窓側の席に座っており、バスの先頭から4.9mの位置だ。地図上で傾きも含めてバスの位置をセットすると③のバスの停止位置が分かる。③が分かると②、④も自ずと決まってくる。

    バスの本来の走行ルート

     ⑤で止まったバスのタイヤの向きはほぼ真っ直ぐである。左向きでも右向きでもない。このため③の位置からハンドルを切らずに直進し、白バイと衝突して止まったと思われる。運転手は白バイに気付いてないのでハンドルを切る理由がない。警察もこのことから、②と③をほぼ直線的に書いたのである。

     もし、実況見分調書が上のように実際のルートで書かれていれば、弁護側も⑤の停止は主張しなかったのではないかと思う。そして「バスは少し右向きになっていたので衝突の瞬間がよく見えた。」と言った校長の証言も、裁判長から信用できないと却下されることもなかっただろう。


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    2015.01.07 Wed l 高知白バイ事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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