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     被告が自白した26年5月19日から既に3カ月経過した。自白後の公判は26年5月22日の第9回公判から8月7日の第15回公判まで既に7回開かれている。「真犯人メール」に秘密の暴露はなかったが、その後開かれた公判においても、犯行に係る秘密の暴露はない。犯人が送ってきた「告白メール」と「ラストメッセージ」の内容以上に明らかになったものはないのである。被告は「全部自分がやった」と自白しており、もはや隠す必要はないにも関わらずである。このため、事件の解明は少しも進展していない。被告は一体何を供述しているかというと少し色を付けているが、検察の見立て通りに供述しているか犯人から送られて来たメッセージの内容を復唱しているだけなのである。

     目新しいものとして、江ノ島の猫を「play sport」という機種で撮ったこと国内最大級のエンタメまとめブログである「はちま起稿」へ犯行予告書込みを行ったことを供述した。「play sport」で猫を撮影したことについては恐らく本当の事であろうと思う。自白するまでスマホで撮ったことにしたのは「play sport」を処分したので、処分した理由を追及され答えに窮するより、スマホのままにしておく方が都合が良かったということだろう。「はちま起稿」への犯行予告は横浜CSRF事件の前に3DSの記事のコメント欄(2126番)に任天堂爆破の予告があったものである。この犯行はTorと書込代行依頼を組み合わせた手口で、本事件の犯行と同じ構造だった。そのためネットでは当初より関係があるのではと注目されていた。従ってこの件は秘密の暴露ということでもない。内容的にもコメント欄へ書込むためにCSRFという手間を掛けるのかという違和感も残る。これについては具体的な話をしておらず、今のところ検証不能な供述である。

     これとは逆に、供述には自白以降に内容が変節したものが散見される。当然、被告が犯人であり自分がやったと自白しても供述が変わることはあるだろう。それは量刑に係るものであったり、記憶があいまいなものであったりする場合である。しかし、供述が変節したのはその種の類ではない。

    ①「iesys」をどこで開発したかについて、自白直後は乙社のパソコンだったと供述していた。検察の見立て通りの供述である。ところがそれが2日後には自宅のパソコンに変わっている。これについては特別弁護人の野間氏が乙社で開発したとする検察の主張は反証できると語っていたことが影響していると思われる。乙社では開発時間がないと考えたのだろう。

    ②「自殺予告メール」の写真に写っていた神奈川新聞をどこで買ったのかについて、自白直後は分倍河原と言っていた。これも検察の見立て通りであった。ところが7月14日の第14回公判では武蔵小杉駅のコンビニに変わってしまった。被告がわざわざ買いに行ったもので、記憶があいまいなはずはなく、もちろん、どこで買おうと量刑が変わるものでもない。

     このように事件の根幹に係る供述で量刑に関わりのないものが大きく変わっているのである。被告が犯人であったなら「全て自分がやった」といった後にこのように供述が変わることはないはずである。



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    2014.08.24 Sun l PC遠隔操作事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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