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    ES細胞FES1の再調査を要請したのは、京大にFES1のオリジナルがあるからである。これはすり替えようがない。従って、これを調べればSTAP幹細胞とすり替わっているかどうか分かるからである。

    調査細胞株

    送付した要望書は1ページ半、添付資料を含め5ページで、送り先は神戸理研ではなく、本部のある和光理研へ送った。本部にはコンプライアンス室があるだろうと思ったからである。

                                 2018年6月30 日
    コンプライアンス担当者 様

             「ES細胞FES1の再調査についての要望書」

    STAP細胞論文に関する調査を行った桂調査委員会は「STAP幹細胞、FI幹細胞はES細胞の混入である」としました。しかし、ゲノムの比較といった視点を離れ俯瞰すれば、そのような結論は大変、奇妙なものに思えます。誰が混入させたのか分からず、どのタイミングでどのように混入させたのかも明らかに出来ていないのに、「ES細胞の混入」というのですから。

    このような実態にそぐわない結論になった理由は明らかです。調査委員会が調べて分かったのは、STAP関連細胞と同じ特徴のゲノムを持つESとラベルされたサンプルがあったというだけです(資料①)。そのサンプルが実際にES細胞であったかどうかを調査委員会は確かめていません。そのため、結論に至る論理には飛躍があり、その調査結果で「ES細胞の混入」とは言えないことになります。

    実際、調査委員会の結論に大きく影響した129/GFP ESは予備調査でESとラベルされ、ストックが2本あることから調査されたサンプルでした。一方、小保方研の保存サンプル一覧にある「Obokata RNA」ボックスの備考欄には「FLS→129ESと書いていた」との記述があり(資料②)、ESと書かれていることが必ずしもES細胞を指すわけではないことが分かります。129/GFP ESがFLSであったのなら、両サンプルが同じゲノムの特徴を持っていてもおかしくないことになります。

    混入したとされるES細胞はFES1、GOF-ES、129B6F1ES1の三種類で唯一、ES細胞かどうかを確かめなくてよいサンプルがありました。受精卵ES細胞FES1です。これは若山研に在籍していた大田氏が作成し、小保方氏が理研に来る1年前に京大に引き上げられていたため、ES細胞であるという証拠を持ったサンプルでした。

    しかし、FES1は一旦、山梨大に送られており(資料③)、調査委員会が調査したのはその山梨大からFES1として送られてきたサンプルです(資料④)。つまり、その時点でFES1は同一性を失いES細胞としての証拠能力を失ったことになります。

    また、この調査されたFES1には不審な点があります。FES1は2005年12月に凍結されていますが、当時、大田氏が論文で使ったとしていた129マウスは129+Terです(資料⑤)。同時期に凍結されたntESG1も129+Terですので、調査委員会で129X1と解析されているのは不自然で、これは大田氏作製のES細胞ではなく、FLSそのものだった可能性があります。

    ES細胞として解析したFES1は大田氏作製のES細胞だったのか、この疑義をそのままにしておくことは、理研にとってコンプライアンス上の重大な問題となります。すみやかに京大にあるFES1を再調査され、FES1の129マウスが129X1なのか129+Terなのか、その解析結果を公表されるよう要望します。

    もし、再調査の必要がないと判断されましたら、その理由を明示し、7月末までに返信して頂きますようお願いします。



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    2018.10.10 Wed l STAP細胞事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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