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    事件の解明はジグソーパズルに似ている。状況証拠(ピース)を積み上げ事件の真相(絵)に迫っていく。ただ、どんな絵になるか分からないから、核になるピースを見つけあらかじめ完成図を予想しなければならない。ピースを積み上げ、予想した絵になれば事件は解明されたことになる。そのとき、ピースは足りなくてもいけないし、余ってもいけない。ピースは事件の断片だからである。

    「STAP細胞事件」の主なピースはこんなところだろうか。このピースが全て埋まった絵が出来て、はじめて事件が解明されたことになる。

    ①若山、笹井、丹羽氏のSTAP細胞はあるとする発言(リンク
    ②リンパ球を酸処理した後、STAP細胞が出来ていく様子が撮影された動画(ライブセルイメージング)
    ③理研の内部情報をSTAP論文発表直後から2チャンネルにポエムの形で暴露している書込みの存在(オホホポエム)(リンク
    ④小保方研から留学生が作成した大量のES細胞が見つかったこと
    ⑤STAP細胞関連特許で若山氏が51%の持ち分を主張していたこと
    ⑥STAP関連細胞株と酷似のES細胞があるという桂調査委員会の調査結果
    ⑦2014年3月を境に若山氏がSTAP細胞の存在に疑問を表明し始めたこと
    ⑧再現実験への若山氏の不参加とその後の沈黙
    ⑨石川氏が小保方氏をES細胞を盗んでSTAP細胞を捏造したと告発し、それを受理した検察が事件の発生自体が疑わしい事案だったと不起訴にしたこと(リンク

    桂調査委員会が組み立てたのは「STAP細胞はES細胞由来」という絵だった。しかし、これには一番大事なピースが欠落している。「誰が、どのように」というピースがない。それに①若山、笹井、丹羽氏の発言、②ライフセルイメージングのピースが余っている。

    「ハドソン川の奇跡」という映画ある。ニューヨークのガーディア空港から飛び立ったエアバスA320が離陸直後に鳥の群れと衝突、両エンジンを失ったが機長の機転によりハドソン川に着水し、155人が奇跡的に助かったという208秒間の実話を基にした映画である。

    事故調査委員会はコンピュータシミュレーションにより、エアバスA320は安全に引き返せたし、もしくはその先のテータブロ空港へも着陸出来たとし、機長の誤った判断で乗客を危険に晒したとの見解に達する。公聴会では2組のパイロットによる操縦シミュレーションを行い、どちらの空港へも無事、着陸出来ることを明らかにした。

    しかし、それを見た機長は調査委員会に「真剣な対応を望みます」といい、「人的要因が考慮されていない」と反論する。つまり、それらは鳥との衝突後、すぐに引き返すか、その先の空港に向かっていた。そこには人間の状況把握と判断のための時間が入っていないと主張したのだ。

    そこで、衝突後、35秒間の考慮の時間を与え操縦シミュレーションを再開すると、どちらの空港へも着陸出来ず機長の判断の正しさが証明されたのである。もし、事故で機長が死亡し、公聴会に出席することが出来なかったら、この事故は機長の判断ミスという結論になったはずである。

    一方、桂調査委員会もこの事故調査委員会と同じミスを犯している。人的要因を考慮していないというミスである。「STAP関連細胞と酷似のES細胞がある」ことが分かったとしても、それがすぐに「STAP細胞はES細胞由来」にはならないのである。そこには必ず人が介在するので、「誰が、どのように」ということが明らかにされていなければならない。これを示す証拠がないなら、「STAP細胞はES細胞由来」と結論してはならなかったのである。

    「STAP細胞事件」でもし、公聴会のような手続きがあれば、小保方氏は「マウスのコンタミの可能性」について言及し、「真剣な対応を望みます」と言えたはずである。調査委員会は「STAP関連細胞と酷似のES細胞がある」ことを見つけただけで、十分な裏付け調査もせず、「STAP細胞はES細胞由来」という間違った判断を世間に公表してしまったのだ。

    「STAP細胞はES細胞由来」では全てのピースを埋めることは出来ない。それが出来るのは「混入偽装」しかないのである。

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    2017.01.28 Sat l STAP細胞事件 l コメント (16) トラックバック (0) l top

    コメント

    Re: No title
    > これは全て和モガさんの想像でしょう?
    > いい加減、想像でものを言うの、やめませんか?

    いや、これは推論です。既にブログに書いてます。

    http://wamoga.blog.fc2.com/blog-entry-128.html
    2017.01.30 Mon l wamoga. URL l 編集
    Re: No title
    > 寺下さんは、論文の共著者です。

    調査委員会の調査対象者は小保方氏、若山氏、丹羽氏の3名です。
    2017.01.30 Mon l wamoga. URL l 編集
    No title
    >Oct4-GFPのFI幹細胞は寺下さんが2013年7月頃作成したもので、
    >これは、共培養でソートされずに残ったTS細胞がFI幹細胞と一緒に解析された結果だと思われる。寺下さんのノートに記録があり、残存ストックは寺下さんが持っているんじゃないかな。

    これは全て和モガさんの想像でしょう?
    いい加減、想像でものを言うの、やめませんか?
    2017.01.30 Mon l 彩果. URL l 編集
    No title
    寺下さんは、論文の共著者です。
    2017.01.30 Mon l LL. URL l 編集
    Re: No title
    笹井氏は論文の執筆を手伝っただけでしょう。ソートもうまく出来ないのが笹井さんですか?学生さんならあり得ますけど。調査委員会の報告書ですから、調査対象者以外の名前は出さないですよ。
    2017.01.30 Mon l wamoga. URL l 編集
    No title
    >①小保方氏らは、再度サンプルを2013年1月および6月にGRASに提供し(TS細胞1種類(TS2)およびFI幹細胞2種類(FI-SC2、FI-SC3))、データの再シーケンスを実施した。

    調査報告書P.17
    >これらの複数のデータから論文に採用されたデータを取捨したのは小保方氏と笹井氏であるが、その理由は、小保方氏によれば、サンプルの中で中間的なものを示そうと考えたとのことであった。
    >RNA-seq はライブラリ調製の前までを小保方氏が行った上で GRAS がシークエンスしており、GRAS 内に残されていたオリジナルデータの確認により、シークエンス後に計算機上で混ぜられたものではないことが確認されているため、GRAS に持ち込まれた段階で混入していたと考えるのが妥当である。

    「小保方氏ら」とは小保方さんと笹井先生のことでは?
    学生の寺下さんの名前なんてどこにも出てませんけど?
    2017.01.30 Mon l 彩果. URL l 編集
    Re: No title
    調査報告書のP14とP16です。2013年7月頃と書いたのは2013年6月の間違いです。
    ①小保方氏らは、再度サンプルを2013年1月および6月にGRASに提供し(TS細胞1種類(TS2)およびFI幹細胞2種類(FI-SC2、FI-SC3))、データの再シーケンスを実施した。
    →「小保方氏ら」と書かれているので小保方氏以外にも持ち込んだ人がいる。
    →2013年1月はFI-SC2解析、2013年6月はTS2とFI-SC3解析。
    ②B6 Oct4-GFP+αはFI-SC3でGRASでFI幹細胞として解析されている。
    ③2013年6月には若山研は山梨大に引っ越していていない。
    ④小保方氏は1回だけFI幹細胞を作ったが解析には使わず保存もしなかった
    ということで、小保方研の寺下さんが持ち込んだと思われる。
    2017.01.30 Mon l wamoga. URL l 編集
    No title
    >Oct4-GFPのFI幹細胞は寺下さんが2013年7月頃作成したもので、このときのRNA-seqが調査委員会でB6 Oct4-GFP + αと解析されていると思われる(ES細胞9割、TS細胞1割と言われたもの)

    この事実はどこで確かめられますか?
    2017.01.30 Mon l 彩果. URL l 編集
    No title
    「あの日」に
    ー実際に独立して再現実験に成功した当時の学生さんは、幹細胞化された細胞からクローンマウスを作製するという若山先生に割り当てられた研究テーマをもとに私とは別の論文の執筆を開始していた。当時の理研の特許部門の担当者に若山先生から送られたメールの中には、『若山研のラボのメンバーはスフェアの作製も細胞株もまあまあ出来る。』
『いつでも再現できる』『iPS細胞よりすごいものを作った』などと記されていた。ー
    と有りますね。
    2017.01.29 Sun l LL. URL l 編集
    Re: No title
    Oct4-GFPのFI幹細胞は寺下さんが2013年7月頃作成したもので、このときのRNA-seqが調査委員会でB6 Oct4-GFP + αと解析されていると思われる(ES細胞9割、TS細胞1割と言われたもの)。これは、共培養でソートされずに残ったTS細胞がFI幹細胞と一緒に解析された結果だと思われる。寺下さんのノートに記録があり、残存ストックは寺下さんが持っているんじゃないかな。
    2017.01.29 Sun l wamoga. URL l 編集
    No title
    FI 幹細胞の樹立は若山さんだと思われますが、調査報告書によると、若山さんは論文記載のOct4-GFP 幹細胞は樹立した覚えもなく、スライドにもこう書かれています。
    「残存ストック無し。作成された記録不明」

    若山さんは、実験の全てを記録しているとインタビューに答えていますが。
    2017.01.29 Sun l LL. URL l 編集
    Re: No title
    STAP細胞はもともと胎盤にも寄与していたが、特許を出す時点では気づかなかったんでしょう。FI幹細胞の樹立は特許後ですが、「あの日」によれば若山氏だと書いています。
    2017.01.29 Sun l wamoga. URL l 編集
    No title
    須田さんの本に書かれている、「 胎盤にも分化する幹細胞」 を発案したのは誰でしょう?
    論文に書かれている Oct4-GFPのFI 幹細胞を樹立したのは誰でしょう?
    2017.01.29 Sun l LL. URL l 編集
    No title
    2012年4月の米国仮特許の申請には光る胎盤の記述が無いそうです。
    この時にFI幹細胞は未だ出来ておらず、其れから直ぐに完成したという事でしょうか?
    2017.01.29 Sun l LL. URL l 編集
    Re: No title
    世間を騒がせたのは2013年版STAP論文ですが、2012年版のSTAP論文もあり、それは2012年4月ネイチャー、6月セル、7月サイエンスに投稿されています。FI幹細胞が出来たのは2012年5月ですので、セルとサイエンスにはそれに関する内容が載っているかもしれません。一方、STAP幹細胞については移管書により2011年11月には作られていることが分かります。ですから、FI幹細胞までに半年は掛かっています。
    2017.01.28 Sat l wamoga. URL l 編集
    No title
    2012年7月にネーチャーとほぼ同じ内容の論文をサイエンス投稿していると、毎日新聞が報じています。
    また、Electronic Journal というブログにこう有りました。
    ー 2O12年5月ごろ、若山氏は、STAP細胞とは別種の幹細
    胞を樹立することにも成功した。胎児と胎盤の両方に分化する能
    力を残したまま自己増殖能を併せ持つ「FI幹細胞」だ。若山氏
    によれば、研究室内で小保方氏らと議論している中で、「胎盤に
    も分化する幹細胞を作ったらより研究の価値が高まるのではない
    か」という意見が出たことが樹立のきっかけとなったという。
          ──毎日新聞科学環境部/須田桃子著の前掲書よりー
    2012年5月からわずか2ヶ月足らずでFI幹細胞が作られた事になります。
    2017.01.28 Sat l LL. URL l 編集

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