石川氏の告発にあった若山夫人が作成したES細胞で、STAP細胞の捏造に使われたとされたES細胞は一体、何だろうか。

    桂調査委員会の報告書でSTAP細胞に混入したとされたのは次の3つである。
    ①GOF-ES
    ②FES1(129/GFP ES)
    ③129B6F1ES1

    小保方晴子さんへの不正な報道を追及する会」には小保方氏の冷凍庫にあった試料リストが公開されているが、「BOX-2」は「Obokata RNA」と書かれているものである。見やすいように、抜き出してまとめたのが下の表である。小保方氏の保全試料リストが作成されたのは2014年5月14日である。桂調査委員会の設置は9月3日で、それよりかなり早い時期だ。

    BOX-2.png 

    ここで、小保方氏の「BOX-2」に入っているのは、
    ①129/GFP ES  2本
    ②GOF-ES 1本(試料リストではGOF ESと記載されている)
    である。

    この②はOct4-GFPをもつ核移植ES細胞で2011年5月26日から10月31日に作製されたものである。桂調査委員会の報告書には「小保方氏から、当該メンバー(CDB若山研メンバー)に対し、STAP細胞の研究でコントロールとして使用したい、との依頼があり、培養皿ごと小保方氏に手渡された」と書かれている。この当該メンバーとは同時期に核移植ES細胞を作っていたリ・チョン氏と思われる。従って、小保方氏が、わざわざ、リ・チョン氏のES細胞を盗む必要はなかったのである。

    おもしろいことに「BOX-2」に129B6F1ES1はない。この129B6F1ES1はSTAP幹細胞AC129-1,2やFLS-T1,T2に混入したES細胞であるとされていた。小保方氏はそのES細胞を持っていなかったのである。このため、129B6F1ES1は若山研に保管されていたことになる。

    129B6F1ES1の代わりに129B6F1ES6(試料リストでは129B6F1GFP ES-6と記載されている)が1本ある。若山氏は2012年5月にES細胞、129B6F1ES1~6を作製し、小保方氏にコントロール用として渡している。そのため、若山氏が渡したES細胞が129B6F1ES6だったということになる。もし、小保方氏がES細胞を混入させていれば、AC129-1,2やFLS-T1、T2は129B6F1ES6と酷似になっていたはずである。

    このため、若山夫人が作製したES細胞とは必然的に①129/GFP ESだったことになる。細胞株も2本と一致している。しかし、この129/GFP ESは桂調査委員会の調査では作者不詳、作成日不明のES細胞とされ、関係者へのヒアリングでも、誰も知らないというES細胞だった。

    私は129/GFP ESは

    「STAP細胞事件」-STAP細胞はES細胞の混入なく作られていた

    で、このES細胞は混入には使われていないことを書いた。このES細胞が存在するのは、小保方氏がES細胞を使ってSTAP細胞を捏造したとするために置かれたもので、このES細胞を作った者こそ「STAP細胞事件」の真犯人だと思っている。

    石川氏は間接的に、その129/GFP ESは若山夫人が作ったと告発していたのである。



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    2016.06.09 Thu l STAP細胞事件 l コメント (2) トラックバック (0) l top

    コメント

    No title
    W先生もしくは夫人本人が直接置かれたかどうかはわからないですけど、ほんとひどいなすりつけだよなあ。警察に介入してもらった方が、よっぽどちゃんと調べてくれそう。
    2016.06.12 Sun l G. URL l 編集
    御意に候
    2016.06.10 Fri l K.Shimano. URL l 編集

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