非常に重要なことを見落としていたので、それについて書くことにする。「STAP細胞事件」の真相に迫る話である。

    若山研からES細胞が盗まれたとした元理研研究員の石川智久氏の告発について、神戸地検は2016年5月18日、不起訴処分(嫌疑不十分)にしたと発表した。神戸地検は「事件の発生自体が疑わしい事案であり、犯罪の嫌疑が不十分だった」としている。

    この石川氏の告発は2015年5月14日に兵庫県警に受理されており、その内容は5月22日のフライデーに次のように書かれている。

    フライデー2015-5-22

    盗まれたのは、
    ①リ・チョン氏作成のES細胞78本
    ②若山清香氏(若山夫人)作成のES細胞2本
    である。  

    いつの間にか若山夫人作成のES細胞2本が追加されている。告発状が提出されたのは1月26日であるが、調べると、1月13日のフライデーにも次のように書かれていた。

    フライデー2015-1-23

    「BOX-1」というのはリ・チョン氏が作成したES細胞78本が入っている箱で、それ以外のものは入っていない。「BOX-2」は小保方氏自身の箱である。この「BOX-2」に若山研のES細胞があったことが記述されている。全く話題にならなかったが、当初から、若山夫人のES細胞も盗まれたとされていたようだ。

    では、実際にはどのような告発だったのだろうか。それについては、津田哲也氏/ジャーナリストが1月24日に公開した動画NEWS RAGTAG」でその内容の一部を見ることができる。

    告発状


    「第2 告発事実」にはES細胞を盗んで混入させた細胞塊を若山氏に渡してSTAP細胞を捏造したと書いている。つまり、盗難したES細胞はSTAP細胞を捏造するために使われたと告発しているのである。

    リ・チョン氏のES細胞は山梨大への引っ越しのどさくに紛れて盗まれたとされていた。箱ごと盗むのは、そのような時期にしかできないだろう。時期としては2013年1月~3月である。しかし、そうすると、既にSTAP細胞の実験は終わっているので、告発事実と合わなくなってしまう。これは、小保方氏の代理人である三木弁護士も「その時期は(STAP細胞の)実験も終わって論文執筆に専念している時期。そんなときに盗って何をするのか」と指摘していた。

    それに対して、2月6日のフライデーで石川氏の反論が次のように載っている。

    フライデー2015-2-6

    ①リ・チョン氏以外の人が作ったES細胞も盗まれている。
    ②そのES細胞はいつ、誰が作ったのかを特定している。
    ③ES細胞が盗まれたと推測される時期は小保方氏がSTAP細胞の実験を行っていた時期と矛盾しない。

    つまり、この告発はり・チョン氏の作製したES細胞ではなく、若山夫人のES細胞の盗難を主旨としたものであったと思われる。石川氏は小保方氏が、若山夫人が作製したES細胞を盗み、STAP細胞を捏造したと告発していたのである。


     
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    2016.06.08 Wed l STAP細胞事件 l コメント (1) トラックバック (0) l top

    コメント

    事実なら犯罪
    (敬称略)
    清香は、石川が告発する直前長時間話をし膨大な証拠を渡し、石川は確信を得て告発を決意した。で、盗難されたものが清香のものであるなら、清香は証拠多数を持っており犯人も分かっていたのだから警察署に盗難届・被害届を提出し証拠をもって小保方に盗られたと申し出れば良いこと。

    なぜ、石川を使ったのか? しかも、検察によって盗難自体疑わしいとそれている。 証拠がデタラメだと言う事を意味している。 これは、デタラメ(虚偽)を以て小保方氏を罪人に仕立てようと石川をそそのかし告発させた罪にあたるとともに、名誉毀損(フライデー)、山梨大の内規倫理規定に反する行為と思いますが。

    参考:http://www.告訴告発.com/staff.html
    2016.06.09 Thu l K.Shimano. URL l 編集

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