結論から言うと「不受理」です。以下、その顛末です。

    昨年の暮れ、もう、そろそろ電話しようとしていた矢先、携帯に見知らぬ市外局番から電話がありました。神戸水上警察の刑事さんでした。スイジョウ警察っていうので、スイジョウ?あれっ?と思って、聞き直しましたが、理研ってポートアイランドにあるんですね。「理研の管轄はうちなので、告発状、うちの課に回ってきました。」というので、「内容、分かりますか?」というと「全く分かりません!」とキッパリ。「来て説明してほしい。」というので、とりあえず、日程を調整して一日掛りで行って来ました。

    対応してくれたのは30代後半から40代前半と思われるまだ若い、水上警察の刑事課長さん。こぎれいな事務室に通され、持ってこいと言われた、身分証を見せると、しきりに「録音装置持ってない?」と聞いてきます。こちらは、もとよりそんなつもりはありませんが、録音されることに、かなりナーバスになっています。あちこちで録音され、困った事案が出ているのでしょう。

    で、最初の言葉が、「これ、大変な話ですよー」。手持ち資料を見ながら言います。電話してきた時から、かなり読み込んでいるようで付箋、貼りまくっていました。

    そこで、最初に聞かれたのが、どういう関係の人かということです。「小保方さんの関係者?」、「理研の関係者?」、「研究者?」。「いや、無関係な一般人です。」。で、「これ、何で理研の人は誰も気付かないんでしょう?」と言いながら、付箋を貼った個所を確認しながら、聞いてきます。

    やっぱり、捜査関係者だとそう思うよなと思いつつ、答えていると、そのうち、「他に何か証拠あります?」というので、「いや、他にはありません。」と言うと、「この1番(マウスすり替え)と2番(129/GFP ES配置)、3番(FES1すり替え)は種類違いますね。」とおっしゃる。いや、よく分かってらっしゃる。「確かに。2、3の被害者は小保方さんじゃなく、調査委員会ですね。でも、3つ揃ってひとつの事件を構成してるんですけど・・・・」。すると、おもむろに、

    「この1番、時効になっています。去年の12月に。」

    ・・・・一瞬、目が点になってしまいました。あー、確かに・・・・。いや、これは、全く頭から抜け落ちていました。道理で、「これ、なんで2011年12月って分かるんですか?」と聞いてくるはずだ。実際には4年前の古い出来事だったんですね。

    1番が時効だったら、どう考えても2番、3番だけでは無理だよな。調査委員会が被害者になるし、そんな自分の首を絞める話を事件と認めるはずがない。

    それならそうと電話で言ってくれたら、神戸くんだりまでわざわざ行かなくて済んだのにと思いながら、まあ、せっかく来たのだからと気を取り直して、この1番が時効じゃなかったら?、告訴だったら?を聞いてみました。

    告発者が専門家でなかったら、材料が一次資料といえど、誰もがネットで集められる資料ばかりだから、それ以外のオリジナルな証拠がほしいと言ってましたね。まあ、世の中ひっくり変えるような話だから、警察としては素人の話を真に受けて、やりたくないという話ですね。無理はないですけど。告訴なら名誉棄損でやることになるかな、ということでした。時効の事件も、それでは罪に問えないけれども、犯罪の構成要素としては十分、使えるという話でした。

    ついでに石川さんの告発も水上警察が担当してるのかと聞いたら、「違う。」と言ってました。上の部署でやってるみたいですね。これも、時効を考えると、いつ盗んだかになるんですが、一番遅い時期でも、引っ越しの2013年3月になります。これ、もうすぐ時効です。少なくとも、兵庫県警は3月末までには結論を出さないといけないことになります。 (窃盗罪の時効は7年でした。まだまだ、余裕があることになります。)

    結局、2時間程でしたか、話したのは。告発状、その場で返してくれると思っていましたが、「一度、上と相談します。」というので、そのまま帰ってきました。翌日、電話があり、告発状は返送されてきました。

    その後、詳細は伏せますが、まだ、自分のやれること(多分、想像つくでしょうが)が残っていたので、やれることだけは、全てやり終えたので、とりあえず報告だけしておきます。


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    2016.01.14 Thu l STAP細胞事件 l コメント (18) トラックバック (0) l top

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    2016.03.31 Thu l . l 編集
    No title
    >いときんさん
    >マウスをすり替える事でその時点で書かれてもいないN論が破綻を来しそれを調査する調査委員会が発足しES混入を誤認して指摘する事を予測する、あり得ませんね。

    何のためにマウスをすり替え、酷似のES細胞を作ったのかを考えれば、当然、偽装犯はそうなることを予想していたことになります。実際、その通りのことが起きています。

    >そこまで名誉毀損に拘るのでしたら三木弁護士にあなたの資料を提示して訴える事を勧告したら如何でしょうか。

    このエントリーの最後の2行を読んで下さいね。処理済です。
    2016.03.30 Wed l wamoga. URL l 編集
    司法は法を司るを意味してます。
    T.Kさん、Xさん
    警察は法の執行機関であり少なくとも自らが携わる道路交通法、刑法、警察官職務執行法、刑事訴訟法に関しては精通している必要があるのはお分かりになりますか?
    ここで議論している名誉毀損罪は刑法です。
    2016.03.29 Tue l いときん. URL l 編集
    No title
    イトキンさん

    法律の専門家というのは、普通弁護士とか検事とか裁判官、或いは法律を専門とする大学教授を指します。
    2016.03.25 Fri l X. URL l 編集
    いときんさん

    お巡りさんさんが法律の専門家というのは本当ですか?
    2016.03.25 Fri l TK. URL l 編集
    チラシは開示すると言うのは其れを見たものがその事実を認識しますから明らかな摘示ですね。
    (知恵袋ネタですか)
    マウスをすり替える事でその時点で書かれてもいないN論が破綻を来しそれを調査する調査委員会が発足しES混入を誤認して指摘する事を予測する、あり得ませんね。
    このような風桶では摘示にはならないと考えます。
    ここまでのあなたの名誉毀損に対する説明がお巡りさんの伝聞なのかあなたの御考えなのかは敢えて問いません。
    そこまで名誉毀損に拘るのでしたら三木弁護士にあなたの資料を提示して訴える事を勧告したら如何でしょうか。
    2016.03.25 Fri l いときん. URL l 編集
    No title
    「事実を摘示」とは社会的な評価を低下させる具体的な事実を認識可能にすることです。犯人は小保方氏がSTAP細胞をさも、ES細胞を混入させ作ったように偽装していますから、明らかに小保方氏の社会的な信用を落とす行為を行っています。広く認識可能にしたのはこの場合、調査委員会ですが、犯人はあらかじめそうなることを知っていますから「事実を摘示」したことになります。人の悪口を書いたチラシをフリーペーパーの隣に置いておくようなもので、これが名誉棄損にならないとしたら、一体、何の罪に問えるというのでしょうか。
    2016.03.24 Thu l wamoga. URL l 編集
    名誉毀損罪とは
    噛み合ってませんね。そちらが対象なら法律の専門家であるお巡りさんがそんな話をする訳無いのです。

    公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した場合に成立する(刑法230条1項

    つまりあり得ない「設定」なんですね。話を盛り過ぎるとこういう事になります。
    2016.03.24 Thu l いときん. URL l 編集
    No title
    >小保方さんがI氏を名誉毀損で訴える根拠にはなりませんから。

    話がかみ合ってなかったようですね。小保方氏が名誉棄損で訴えるのは石川氏ではなく、ES細胞の混入偽装犯です。
    2016.03.23 Wed l wamoga. URL l 編集
    時効じゃなかったとしたら
    御回答ありがとうございます。
    暗喩してるから後付けではないとおっしゃりたい訳ですね。私はあなたが暗喩されている人物、I氏だと思いますが想像がつかず質問に至りました。出来ればI氏だとの言質が欲しかったですがね。
    マウスのすり替えが事実であったとしても「李細胞の盗難の告発」とは何ら関係無い話で小保方さんがI氏を名誉毀損で訴える根拠にはなりませんから。
    お付き合いありがとうございます。
    2016.03.23 Wed l いときん. URL l 編集
    No title
    前段に
    >この1番が時効じゃなかったら?、告訴だったら?を聞いてみました。

    と書いているので、告発と告訴の違いを知っていれば理解できるはずです。名誉棄損は、偽装されたことにより、世間からSTAP細胞を捏造した疑いを掛けられ、その名誉を傷つけられたことに対するものです。
    2016.03.22 Tue l wamoga. URL l 編集
    誰が小保方さんの名誉を毀損したのですか?
    それは説明不足ではなく全く説明が無いと言うべきでしょう。
    そう言われてもあなたの窃盗の告発に関連して誰を小保方さんが名誉毀損で訴えるのかさっぱりわかりません。
    まあ後付けの話には興味はありませんのでお答えが無くとも結構ですが。
    2016.03.22 Tue l いときん. URL l 編集
    No title
    ちょっと説明不足でしたね。名誉棄損はそういう話じゃないですよ。仮に小保方氏が告訴するとしたら、その場合はどういう風にもっていくのがいいかと聞いたときに、名誉棄損でやるかなという話しになったということです。
    2016.03.22 Tue l wamoga. URL l 編集
    名誉毀損は親告罪です。
    名誉毀損は親告罪であり被害者が告訴するものです。あなたはその告発において被害者ではありません。警察がそれに言及したという事は名誉毀損の被害者、つまり告発状に書かれた容疑者があなたを告訴する可能性があると言う意味です。
    嬉しそうに報告するような事ではありません。告訴が無かった事を感謝すべきでしょう。
    2016.03.22 Tue l いときん. URL l 編集
    若山研のマウスの取り扱いはかなり杜撰なことは内部では知られていたようです。
    論文の親マウスやドナーマウスの管理者の記録が無いなどありえないのです。
    小保方さんはマウスの遺伝子の知識がなく、全て若山研から提供されています。動物愛護団体が小保方さんのマウス購入記録が無いと言っているのはそのためです。
    又動物愛護団体はスタップ細胞以前から若山氏には疑問を抱いています。若山研で死んだマウスは全て管理者が証拠提示可能です。
    研究にどの様なマウスを使ったかもすべてわかります。
    このマウスの開示請求をすれば、スタップ細胞の謎が解けます。
    もし偽装をしていれば国際問題です。スタップどころの問題ではありません。
    2016.03.19 Sat l T.K.. URL l 編集
    No title
    通りすがりさん、ご指摘、ありがとうございました。
    2016.01.15 Fri l wamoga. URL l 編集
    石川さんの告発ですが、窃盗罪の時効は7年では?
    2016.01.15 Fri l 通りすがり. URL l 編集
    No title
    Kさんという方からSTAP細胞の国際特許の情報を頂きました。
    既に2015年9月24日に国際公開されていて、日本語に翻訳して読めます。
    http://www.google.co.jp/patents/WO2015143125A1?cl=en&hl=ja
    2016.01.14 Thu l wamoga. URL l 編集

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