上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --.--.-- -- l スポンサー広告 l top
     「PC遠隔操作事件」では被告が犯人だとする直接証拠はどこにもない。犯人と思われる状況証拠があるだけである。しかし、検察が主張する被告の「単独犯」説では説明が付かないものがあり、また「単独犯」説を完全に否定する状況証拠もある。事件が被告の犯行なら否定する状況証拠はないはずである。それが複数あるというのはこの「単独犯」説が間違っているということに他ならない。状況証拠は「単独犯」という仮説の中には収束しないのである。

    単独犯説500


     かといって、佐藤弁護士が当初、主張していた単純な「冤罪」説でもその状況証拠は説明出来ない。「単独犯」でも「冤罪」でもダメで何か別のものを考える必要があった。あれだけすったもんだした事件である。AでないならBという単純な構造にはなっていないということである。

     ここで、真犯人が被告を犯人に仕立て上げようとした「冤罪」説をベースにひとつのある仮説を加えると、状況証拠はその仮説の中に収束してしまう。それは、被告は「無実」だが、「被告が真犯人の意図に気付き、自分に不利な証拠を隠蔽した」という仮説、「無実隠蔽」説である。もちろん仮説であるが、その内容をみてもらえば、いたってシンプルで複雑な論理ではないと分かって頂けると思う。

    無実隠蔽説

    ● 雲取山供述:被告が供述した雲取山の山頂での状況は同日、登った多くの登山者が投稿した内容と矛盾する。被告が頂上についたときは、既に多くの登山者が登っておりUSBを埋められる状況にはなかった。
    ● USB位置誤認:被告が雲取山の山頂にUSBを埋めたと供述した場所は実際にUSBが見つかった場所ではなかった。被告は写真上で指す位置を間違えた。犯人なら間違いようもないものである。
    ●供述の変遷:自白後の供述内容でiesysの開発場所が乙社から自宅に、神奈川新聞の購入場所が分倍河原から武蔵小杉に変遷している。犯人なら変遷するはずはない。
    ● 秘密の暴露なし:自白後も犯人からの送られてきたメッセージ以上の供述はない。新しく分かったのは江ノ島の猫をplay sportで撮ったということぐらいで犯行に結びつくものを供述していない。
    ● 証拠隠滅:犯人と疑われるものを自分で処分しているが、これは自分が犯人として逮捕されないための自己防衛。
    ● 乙社ログ履歴:乙社での事件に関係する報道サイトへの閲覧が数万件ある。犯人が被告をサイバー捜査の網に引っ掛けるために行ったもの。
    ○ 丙社ログ履歴:犯行告白メールが公になる前にその内容に書かれたサイトを閲覧している。これは真犯人が被告を犯人に仕立てるため、あらかじめ被告のPCにメールを保存し、それに気付いた被告が書かれている内容を見たからである。
    ○ アカウントログイン:犯人しかしらないメールアカウントにログインしていたが、これは捜査資料をみれる立場にいた被告がその資料からパスワードになるヒントを見つけたからである。
    ○ 首輪装着:複数犯なら被告が首輪を付けたと見せかけることが出来る。
    ○ 自作自演メール:メールを作るきっかけになったのは3月15日の公判でプログラマーとしての能力の低さが露見し笑い物になったから、世間を見返すため。河川敷から送ったメールにも秘密の暴露はない。
    ○ 自白:自作自演メールを出していたので、それでも自分はやっていないとは言えなかった。

    詳細については以下をクリック。

    ● 雲取山供述      ○ 丙社ログ履歴
    ● USB位置誤認    ○ アカウントログイン
    ● 供述の変遷      ○ 首輪装着
    ● 秘密の暴露なし   ○ 自作自演メール
    ● 証拠隠滅       ○ 自白
    ● 乙社ログ履歴 

    スポンサーサイト
    2014.11.17 Mon l PC遠隔操作事件 l コメント (4) トラックバック (0) l top
     被告が「全部、自分がやった」と打ち明けたのは5月19日(月)の夜である。その翌朝、佐藤弁護士と面談し、犯人として事件の内容を打ち明けている。それをそのまま佐藤弁護士が信じたのは、犯人の使っていたメールアカウントにログインしていたという事実と事件について話した内容に納得したからであろう。

     犯人でもない被告が犯人として事件の内容を話せたのは、自作自演メールを作っていたからである。自作自演メールは犯人からのメッセージとして犯人性を高める必要があった。このため、捜査資料を読込み、事件の内容を把握して、被告は自分なりの犯人像を作り出していたのである。被告はこの自作自演メールを一か月程掛けて作ったと言っている。

     しかし、実際に公判が始まってしまうと、犯人として供述するのは苦痛そのものであったろう。犯人であればどのような質問にも即座に答えられるが、被告はどんな被告人質問になるかを非常に気にしていたという。これについて8月7日(木)の第15回公判後の記者会見で佐藤弁護士は次のように話している。

     接見をやっているんだけども、どういう質問があってどういうように答えたらよいか、すごく気にするタイプの人で、我々がどう理解しているかを示す意味でも、インタビューした結果についてまとめたような形で示してもらうというか、インデックス(目録)があることをすごく好む人です。何でも聞いてくださいということでは全くありません。

     IT関連の証拠は特別弁護人の野間氏と一緒に検討しており、ある程度のことは答えられるだろう。また、質問する検察もIT専門家ではない。しかし、その他の内容について、新しい質問があったら、やってもいないので答えようもないのである。

     これを助けたのは、再収監後の検察による取り調べであったろう。被告の自白があってからは弁護団も録画なしの被告の取り調べを認めている。結局、取り調べにおいて検察が持ち出すストーリーを被告はそのまま踏襲していったと思われる。検察がいろいろ質問することで、被告はそれを覚えて答えたのである。雲取山に関する供述をみると、そのことが手に取るように分かってしまう。自白した供述に秘密の暴露がなく検察のストーリー通りであったのはこのためである。また、検察だけではなく弁護人からの質問も同様に想定問答集があるようだ。第15回公判後の記者会見で今日のやりとりの中で想定外のことはあったのかという質問に特別弁護人の野間氏が次のように答えている。

    言い忘れはありました。想定問答の中では書いてあったけど、言わなかったことは幾つかあったと思います。それが深い意味があるかどうかはよく分かりません。

     この事件は被遠隔操作者も6人、脅迫メールだけでも14件と多岐に渡っており、犯行告白メール、ラストメッセージ、雲取山、江ノ島等さまざまな被告人質問が出されるため、公判が進むにつれ被告の精神は極限に達していったと思われる。8月7日(木)の第15公判を傍聴したkensyo_jikenboさんはそのときの被告の印象を次のように書いている。

    (kensyou_jikenboブログから)
    入廷時に見たら、髪の毛がボサボサで、上はTシャツ、下はジャージのズボンでシワが多い感じ。拘置所にいて服装に気を使ってなくても仕方ないだろうが、それにしてもヨレヨレというような印象。初めは前回7月30日と一見似たような雰囲気と思ったが、見ていると全体的にヨレヨレの度合いが進んだ気がした。そして何より、入廷から証言台横の控え椅子に座っているところまでは表情が見えたが、「目が浮いている」という感じがした。普通だと「目が泳いでいる」という表現になるのかも知れないが、その時は「泳いでいる」というより「浮いている」ように当方には見えた。前回はそこまでの印象はなかった。

    それが被告人質問に答える段になると、前回にも増して淀みなく答えている印象。しかも質問されてから答えを始めるまでの間が殆ど無く、反応が非常に早い(あー、とか、えー、や沈黙を入れて一旦考えてから話すようなことは無い)。受け答えがしっかりしていて、外見の様子とのギャップが大きすぎて驚いた。
    (終わり)

     この後、犯行に関する被告人質問が終わり、被告は精神的に落ち着きを取り戻していったようだ。11月4日(火)の第18回公判では、今までの目が宙に浮いたような感じは殆ど無く、被告人質問への答えは、声がハキハキしていて力があり、保釈後の頃に近づいた印象だったとkensyo_jikenboさんは書いている。

     7月30日(水)の第14回公判で被告は雲取山のUSBを埋めた位置を間違えてしまったが、誰にも気づかれなく、第16回公判で少し話題になっただけで、なんとか無事に被告人質問を乗り切ったのである。



    2014.11.16 Sun l PC遠隔操作事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     被告は平成25年2月10日(日)に逮捕されている。被告は無罪を訴え、冤罪請負人である佐藤弁護士が弁護することとなった。強力な助っ人が現れ、被告としては心強かったことだろう。佐藤弁護士は冤罪を確信するが、被告は証拠を自ら処分したことまでは言わなかった。言うとやはり、自分が犯人と疑われると思ったからだろう。佐藤弁護士が積極的に情報公開をし始めたことも被告が言い出せなくなった理由でもあるだろう。3月5日(水)の保釈後、佐藤弁護士は被告を積極的に公の場へ連れ出し始める。被告としては証拠隠滅をしており、それには触れられたくないので、本当のところ出たくはなかったことだろう。被告を診断した長谷川氏はツイッターで次のように書いている。

    (長谷川氏ツイッター 2014年11月1日-10:55)
    被告人の「やめてください」と言えない性格を抜け道として、弁護人(代理人)として期日の度に毎回会見を開き、被告人の望まないことまで調子に乗って話し続けるのは、見ていて痛々しかった。保釈後にあちこち連れ回して冤罪や取り調べについて話をさせたことも、然り。

     被告は自分で証拠を隠していたので、弁護人ほど無罪になる確信はなかったと思う。そのような状況下で起こったのが、3月25日(火)の第5回公判と公判後の記者会見の出来事である。被告がC#で書いたプログラムはバグだらけで使い物にならず、結局チームリーダーのI氏が全部書き直したという話が出た。プログラマーとしての無能さが露呈し、被告は世間の笑い物にされてしまった。被告の無罪を勝ち取るためとはいえ、弁護団は被告の無能さをアピールしたのである。被告はこの弁護をどのような気持ちで聞いていたのだろう。被告はこれをきっかけに自作自演メールをつくり、世間を見返すことを思い立ったのだろうと思う。しかし、河川敷の行動を見られていたため結局、被告の思惑は失敗してしまった。

     被告はここで、自作自演メールは出したが、自分は犯人ではないということも出来た。しかし、被告は言い出せなかった。冤罪だと信じて応援していた多くの人々からの「この後に及んで何を・・・」という痛烈なしっぺ返しが怖かったからだろう。自作自演メールを出しながら、それでも自分はやっていないとはなかなか言えないものだろう。自分がやりましたと言う以外になかったのだと思う。逆に、罪を認めることにより無能なプログラマーの烙印を払拭し、できる奴だったという甘美な称賛を手に入れることも出来るのである。

    2014.11.15 Sat l PC遠隔操作事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     この一連のPC遠隔操作事件の始まりは平成24年6月29日(金)の横浜CSRF事件であり、犯人が誤認逮捕されたのは7月1日(日)である。被告は自分自身も脅迫メールで実刑判決を受けており、この脅迫メール事件については非常な関心を持っていたはずである。乙社のPCで、事件に関する報道サイトの閲覧ログが数万件あったというが、単に遠隔操作による機械的な閲覧ばかりではなく、被告自身もかなりの頻度で閲覧していたものと思われる。このため、自分の存在を捜査機関に知られないようTorを使っており、これが結局、サイバー捜査の網に引っ掛けるという犯人の企みが失敗した理由であると思われる。

     被告は事件が起きる6月頃にはソフト開発が思うように進まず悩んでいたという。これについては度重なるソフトの仕様変更にも原因があったと甲社社長は証言している。公判中に臨床心理士の長谷川氏によって被告は「自閉症スペクトラム」と診断されているが、自閉症のイマジネーション障害(臨機応変に対応する能力の欠如)と捉えると、度重なる仕様の変更が被告にとっていかに負担だったのか想像に難くない。こういう状態での脅迫メール事件の発生は遅れた仕事に、さらに追い打ちを掛けたであろうと思う。被告はその後まもなく、心療内科を受診(7月11日(水))するほどになっている。

     ソフト開発に悩んでいるということはプログラムのロジックを考えることはもちろん、プログラミング言語をみることにも支障をきたしていたのではないかと思う。そのような被告がiesysというマルウェアだけは開発出来たとはとても思えない。断酒会に入りながら、つい酒に手を出してしまう依存症はあっても、ソフト開発に悩み、心療内科を受診しながら、iesysの開発に没頭するなどというのはあり得ない話だろう。

     また、iesysの機能は豊富で、したらば掲示板を使うなど多様な環境で動作しながら、一つの命令を実行するという非常にシステマチックな構造である。自閉症スペクトラムの症状を持つ者には難しいプログラム構造であると思える。被告はシステムと呼べるものを組んだことがないと供述しているが、これは彼の病状と関係していると思われる。単体では優れたプログラムを作れるとしても、組織的、体系的に動作するソフトは作れないのではないかと思う。

     結局、乙社を退社し、丙社に移るが被告の事件への興味は衰えることなく、社内のPCから事件関連のサイトを見続けていたことになる。丙社ではTorが使えないので、生のIPアドレスで見ており、それが10月1日から10月9日までのサイトの閲覧ログに残っていたのだろう。しかし、生のIPアドレスで見続けることは危険であり、被告はLogMeInを使って自宅のPCを遠隔操作し、そこからTorを使って閲覧することを思い付いたのだと思う。そうしているうち、自分が犯人にされようとしていることに気付き、状況は悪化して、12月1日(土)からの休職になっていったと思われる。


    2014.11.15 Sat l PC遠隔操作事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     さて、「公開質問票」の締切を11月7日にしていたが、最高裁からはなんの返事もないので、週明け、さっそく電話してみた。

    -以下電話応対時のやりとり-
    (和モガ) 広報課長をお願いします。
    (応対者) 広報課長には電話の引き継ぎはしていません。→(ああ、そうですか(心の声))
    (和モガ) 職員の服務規程違反について情報提供した和モガといいますが、その件で分かる
           方お願いします。
    (応対者) しばらくお待ちください・・・・・・
           (このしばらくが長いのなんの。子機のバッテリー切れで電話が切れてしまった。
           15分は待たされていたのではないか。期限が過ぎたら電話が掛かってくる位、考
           えてあらかじめ対応しとけよ、と思いつつ、気を取り直して再度、電話。)

    (和モガ) 先ほど服務規程違反の件で電話した者ですけど・・・(で、やっと担当者、出る。)
    (和モガ) 服務規程違反で情報提供した者ですけど、回答がないので電話しました。どうな
           っているでしょう?
    (佐 原) その件については裁判所としては回答すべき事項がないので回答はしません
    (和モガ) えっ!勤務時間中に業務と関係ないサイトを見ているんですけど、これって公務員
           の服務規程違反ですよね。裁判所の職員は勤務時間中に自由にネットを見れるん
           ですか?回答すべき事項はない、はないでしょう。(怒り爆発
    (佐 原) 事務遂行以外の目的でのサイトの閲覧は禁止されているが、職員による個別のサ
           イトの閲覧やその目的については、その有無を含めてお答えしません
    (和モガ) 職員の服務規程違反についての情報を握り潰そうということですか?裁判所には
           職員の不正を通報する窓口はないんですか?
    (佐 原) その件についてはお答えしません。→(裁判所職員は悪さし放題なのか?)

     ・・・・・・・・・・・ここから、お決まりの押し問答が始まる・・・・・・・・・

    (佐 原) 裁判所としては回答すべき事項がないので回答はしません。
    (和モガ) 裁判所のどの部署がそう判断したのですか?
    (佐 原) 裁判所全体の判断です。
    (和モガ) そんな訳ないでしょう。じゃあ、あなたが言っているその内容を文書で回答して下さ
           い。
    (佐 原) 文書での回答は拒否します。 

    ・・・・・・・・・・・・埒があかないのでクロージングに移る・・・・・・・・・・

    (和モガ) 広報課長のお名前を教えてくれますか。→(言っていいかお伺いを立てに行った)
    (佐 原) 「氏本 厚司」 です。
    -終わり-

     というやり取りで最高裁事務総局広報課の電話を切り、今度は人事院総務課広報情報室に電話をした。この人事院総務課広報情報室というのは法令違反通報窓口である。ただし、人事院職員に対する窓口で他省庁の対応窓口ではない。ここに電話をすると対応を教えてくれるだろうと思ったからである。

     話をすると人事院では対応できないというのである。人事院が対応できるのは一般職の職員であって裁判所の職員は特別職だからという。国家公務員法では確かに裁判所職員は特別職になっており、国家公務員の倫理規定の適用対象外で人事院でもアンタッチャブルなのだ。

    ということは法の番人はどこからも介入出来ない組織で、他の者には法律をビシバシ適用し、自分達に火の粉が飛んでくると「・・・・についてはお答えしません」と言えば全て、それで済んでしまうことになる。日本にこのような組織が存在することに初めて気付いたが、これでは放置国家である。これはどげんかせんといかんやろうと思う。


    2014.11.11 Tue l 東京第五検察審査会 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     私が管理運営している「東京第五検察審査会を追及する資料サイト」に最高裁からのアクセスが頻繁にあると書いたが、この調査結果を最高裁事務総局に情報提供することにした。

     会社でも勤務時間中に業務と関係ないサイトを見ていれば厳重注意されるが、国家公務員は民間企業とは異なった服務規程があり、以下の通り職務に専念するよう法律で義務付けられている。

    職務に専念する義務(国家公務員法第 101 条)
    職員は、法律又は命令の定める場合を除いては、その勤務時間及び職務上の注意力のすべてをその職責遂行のために用い、政府がなすべき責を有する職務にのみ従事しなければならない。

    服務規程違反は処分の対象になり懲戒処分となると戒告、減給、停職、免職いずれかになる。一番軽いものが戒告で重いものが免職である。人事院が作成した職務専念義務違反における懲戒処分の事例をみると以下のような例が掲載されている。

    ○職務専念義務
    職員が加入している任意団体の事務を、勤務時間中に職場のパソコン等を使用して行った。⇒減給処分

    職場のパソコンによる弊サイトの閲覧はこの職務専念義務にもろに引っ掛かかる。そこで、最高裁事務総局の広報課長宛に情報提供し、職員を懲戒処分して、以下のことを明らかにするよう文書で要求した。

    公開質問票

     官公庁で懲戒処分を行ったときは、任命権者によって原則として公表されることになっている。人事院事務総長発の「国民の懲戒処分の公表指針について(平成15年11月10日総参―786)」では公表内容として事案の概要、処分量定及び処分年月日並びに所属、役職段階等の被処分者の属性に関する情報を、個人が識別されない内容のものとすることを基本として公表するものと書かれている。私は閲覧先サイトの管理運営者として閲覧者の氏名まで知る権利があると書いた。さて、この公開質問の回答は10月7日までとしてあるが、果たして事務総局はどのような対応をしてくれるのだろうか。


    2014.11.11 Tue l 東京第五検察審査会 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     私が管理するホームページ「東京第五検察審査会を追及する資料サイト」はFC2で作っており、このFC2には誰がアクセスしたのかを調べる機能がある。そこでこの資料サイトにアクセス解析のためのタグを付けておいた。ある時、その解析タグに注目すべき「・・・courts.go.jp」というのが引っ掛かっていた。しかも2つもある。IPアドレスから組織名を知るツールを使うと組織名はちゃんと「最高裁判所」と出てくる。ちなみに裁判所のホームページはwww.courts.go.jp/である。

    アクセス解析500


     解析タグを付けたのは今年の5月下旬頃であったろうか。第五検審への審査申立ては2月7日に行っていたが、そこでは既に福島原発訴訟団による審査が始まっており、進展がないので9月に入るまで資料サイトは1度も更新していない。しかし、2つのサイトから6月から8月まで毎月1回の定期的なアクセスがあった。そして9月に入るとアクセス件数が増え、12日のアクセス件数のトップは「proxy11.courts.go.jp」の74回、もうひとつの「proxy12.courts.go.jp」は26回の3位でアクセス時間は全て勤務時間中である。12日はちょうど議決通知書の配達日なので、我々の対応が気になったのかもしれない。

    アクセス解析2

     検審事務局では多分、サイトを見れないだろうと思って事務局長に確認すると、やはり事務局ではネットは見られないということだった。見ているのは最高裁事務総局あたりのそれなりの部署ということになる。最高裁で必死にサイトを見に来ているのは、我々の審査申立ての正当性を証明してくれていることにもなる。

     国家公務員は民間企業とは異なった服務規程があり、職務に専念するよう法律で義務付けられている。この閲覧はれっきとした国家公務員法違反なのである。
    2014.11.11 Tue l 東京第五検察審査会 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     10月9日に行われた第17回公判で特別弁護人質問が行われ、被告が犯人であるという新たな証拠も明らかにされている。被告は乙社を9月28日で退社、10月1日から丙社で勤務していたが、丙社で被告が使っていたPCの履歴に犯人と思われる証拠が残っていたらしい。犯人の使用していたYahooアカウント(onigoroshijuzo)には10月10日の15:15:22にTorでログインされた履歴があったが、丙社のプロキシログにそれと対応するログがあったということである。公判を傍聴していたkensyou_jikennboさんがその内容を以下のように書いている。

    (kensyou_jikenboブログから)
    丙社ではTorが使えなかったとのことだが、2012年10月10日(水)15:15:22にTorによる犯人Yahooアカウント(onigoroshijuzo)へのログイン履歴がある。野間氏は「丙社プロキシログで対応すると思われるログが有った。そのログに記録された時刻が開始時刻だとYahooアカウントへのアクセス時刻が含まれないが、終了時刻だと含まれる」とのこと。
    (転載終わり)

     プロキシログは終了時に取られると思うので、被告は10月10日の15:15:22秒に丙社のPCから犯人のメールアカウントにログインしていたと思われる。丙社ではTorが使えないということなので、LogMeInを動かし、自宅のPCを遠隔操作してTorを使ってログインしたのだろう。このログが発生した時点では10月9日の一回目の犯行声明メールの受取人以外はメールアカウントの存在を知らない。被告はそのメールアカウントを知り、またログインパスワードも知っていたことになる。丙社のパソコンの解析により、それ以外にも次のようなことが分かっている。

    ①10月1~9日の間に、事件の報道記事が記載されたウェブページを閲覧。
    ②10月3日にお茶の水幼稚園のメールアドレスが記載されたウェブページを閲覧。
    ③10月9日にコミケ事件やその他の事件について掲示板を閲覧。
    ④10月9日に部落解放同盟中央本部のページを閲覧。

     ここで問題は④である。この部落解放同盟中央本部に対する脅迫メールは中央本部が警察に通報していないので、全く事件化されていない。従って、犯行告白メールが送られた10月9日23時22分に初めて公になるが、被告はそれより早く、部落解放同盟中央本部のページを見ていたとことになる。

     私は丙社のパソコンが遠隔操作されていたとは思っていない。また、丙社のPCからはiesysも見つかっていない。丙社は乙社に比べ情報セキュリティのレベルが高く、iesysが付け入る隙はなかっただろうと考えている。従って、この検索ログは被告自身が行ったものと考えている。しかし、それでも被告が犯人とは思えないのである。

     実刑になった脅迫メール事件で被告の犯行と断定されたのは、被告のパソコンから脅迫メールに使ったメール本文が出て来たからである。被告を犯人に仕立て上げようとするなら、使った脅迫メールや犯行告白メールを被告のPCのどこかに潜ませておくだろうことは容易に想像できる。iesysは犯人が作ったメール本文を被告のPCに簡単に埋め込むことが出来る。この埋め込みは当然、実際のメールが使われる前に行われる。この埋め込まれた犯行告白メールに被告が気付きその内容を知ったのではないかと思うのである。

     犯人はこのメール本文を埋め込むため、したらば掲示板のauto/6682を使って、乙社のPCに指令を出したことだろう。しかし、被告が乙社を退社したため、iesys(test.dat)は動かなくなっていた。そこで、犯人は被告の自宅PCに埋め込んだと思われる。埋め込んだのはおそらく10月7日(日)ではないだろうか。auto/6682は被告の自宅のOCN回線を使って、その日に閉鎖されている。犯人のこの遠隔操作で被告がパソコンの異常に気付き、PCの中にメール本文を見つけたとすればメールが送信される前に、部落解放同盟中央本部のウェブページを閲覧し、Yahooアカウント(onigoroshijuzo)にログインすることは可能である。

     このPC遠隔操作事件は被告が犯人にされようとしたことを察知し、被告自ら証拠隠滅等、事件に関与していったのでより複雑な事件になってしまったと言える。母親が被告の無実を疑っていたというのは、このあたりの被告の行動を何かあるとみていたからだろうと思う。

    2014.11.10 Mon l PC遠隔操作事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。