22日に簡易書留で送った封書の配達は翌日の23日の15時過ぎには届いていた。23日は祭日だったので、業務は休みのはずで変だなと思っていたが、休みの日は当直がまとめて受取り、翌業務日に各部署へ振り分けるらしい。翌日、事務局長に確認の電話をしてみたが、届いているが開封していないとのこと。そのため、確認は今朝になったが、以下は事務局長との電話のやりとりをまとめたものである。

    -送付文書について-
    (事務局長)
    ・1枚は私宛の手紙のようなもの、もう一枚は「審査申立書」の先頭ページで内容は読んだ。
    ・送って貰った「審査申立書」の比較はまだ、時間がないのでしていない。

    -「審査申立書」の確認について-
    (事務局長)
    ・既に審査が終わっているので記録庫にある。
    ・他の事件で手が回らない。これから検討させてもらう。
    ・見ても既に終わった事件の中身になるのでお答え出来ないかもしれない。
    (和モガ)
    ・我々は審査の中身を問題にしている訳ではない。「審査申立書」がすり替えられたかどうかを問題にしているだけ。

    -「審査申立書」がすり替えられたという根拠について-
    (事務局長)
    ・「審査申立書」がすり替わっている根拠は何か?
    (和モガ)
    ・「審査申立書」には検察の捜査には不正があり、はじめから不起訴になると思っていた。それでも告発したのは不起訴を理由に審査申立てることが目的だった。検察審査会の調査権を使って調べてほしかったから。そのことを申立ての理由にちゃんと書いている。しかし、議決理由には独自調査をしたことが一切書かれていない。検察の不起訴処分資料と「審査申立書」を精査して結論を出したと書かれている。
    ・第五検審に「審査申立書」を送付したときに被疑者が事務官として在籍している。今年4月に第五検審は総入れ替えになっており、この異動のどさくさにすり替えたとしてもおかしくない。
    (事務局長)
    ・審査申立人の要望に全て答える形で議決の理由が書かれる訳ではない。
    (和モガ)
    ・それは理解できるが、我々の「審査申立書」に対して、その議決理由になるのは誰が考えてもおかしいと思うはず。

    -審査について-
    (和モガ)
    ・我々の「審査申立書」が使われていなければ審査が終わったことにはならない。
    (事務局長)
    ・検察審査会は検察の捜査が妥当だったかどうかを審査するところで、その審査は既に終わっている。
    (和モガ)
    ・審査会は審査申立人の「審査申立書」によって審査されるものであるから、その内容に沿って審査されるべき。当然、審査の内容が違ってくれば議決は違ったものになる。「審査申立書」がすり替えられていたなら、改めて審査がなされるべき。

    ということで結局、事務局長に「審査申立書」を確認してもらい、違うなら連絡をくれるよう要請した。事務局長宛文書を見てもらったので、予定通り以下の文面で審査会長宛、送付した。

    審査会長宛0922500


     


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    2014.09.25 Thu l 東京第五検察審査会 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     審査申立書の取り寄せのもう一つのルートは審査会長への請求である。検察審査会というのは審査会長を長とする独立機関である。組織上は審査会事務局の事務局長以下事務官はただの事務担当者でしかない。しかし、審査会長は審査員が3カ月毎に半数入れ替わる都度、互選されるので任期はせいぜい3ヶ月である。なので、お飾りで事務局のパペットというのが実態だろう。

     審査会長宛の文書を出すと、おそらくその文書は事務局が勝手に開けるだろう。まあ、「審査会長宛に来たら開けていいですか?」くらいは断りを入れているかも知れない。なにしろ審査会長は審査日以外は顔を出さない。従って、せっかく審査会長宛に送っても事務局で中身を見られて、ゴミ箱に直行する恐れもある。そこで、まず事務局長に文書で伝え、開封はしないように、必ず渡すように依頼した。審査会長宛の文書は事務局長が受け取ったのを電話で確認した後、発送することになる。

     事務局長を信用しているのは先日、電話でやり取りしているからだ。「審査申立書」のページ数を知りたかったので審査会で使った「審査申立書」が手元にあるかどうか聞いた。事務局長はしばらく待つように言い、席を離れたが、戻ってきてすぐ「審査申立書」の件は答えられないと言い出した。事務局長は本事件には関わっていないことを知り、一方ですぐ近くに行動を止めた人物がいることが分かった。だから危なくて審査会長には直接、送れないのだ。

     事務局長には「審査申立書」の先頭ページを同封している。これと審査会で使った審査申立書が違うなら、すみやかに関係者の告発を行うよう依頼しておいた。刑事訴訟法第239条の2には「官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない。」と書かれている。

    審査会長宛20140922


    2014.09.22 Mon l 東京第五検察審査会 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     審査会で使用した審査申立書を取り寄せるために2ルートでの請求を考えている。まず、一般的な手続きである開示請求をhanako氏がしてくれた。司法行政文書に対する開示請求は難しくなく、印鑑もいらない。住所と氏名と電話番号を書き、ほしい行政文書が特定できるよう文書の名称,知りたい事項の概要等を具体的に記載し、開示の方法を指定するだけである。写しの送付を指定すると、送ってくれるので遠方に居ても何ら不自由はしない。準備が出来ると申出機関から行政文書開示通知書が届く。写しの送付の場合、開示される文書についてはそのページ数が記載されており、複写を代行してくれる者への委任状が同封されている。1ページあたり10円掛るが一般的な複写金額である。申出機関へ電話を掛けると、複写代と送料を教えてくれるので、合計金額の郵便為替を切り、郵送すればいいだけである。

    さて、以下のとおり「審査申立書」と「審査事件票」を開示請求した。「審査事件票」というのは検察審査会が審査する事件につき1枚作られる事件の管理票である。いつから審査を始め、何回審査をし、いつ議決したのかといった内容が書かれてある。開示請求に請求理由はいらないのだが、事務局長が色良い返事をしないので、念のためつけておいた。この請求理由に対し、「審査申立書」を不開示にするようであれば事務局が不正を隠蔽していると非難されるのは目にみえている。果たして事務局はどう回答するだろうか。

    審査申立書開示請求20140916
    2014.09.21 Sun l 東京第五検察審査会 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     「小沢第五検審事件」についての告発が不起訴となり、それを不服として東京第五検察審査会に審査申立てをしていたが、審査の結果、不起訴相当になったと議決通知書が送られてきた。不起訴相当というのは検察が不起訴とした処分は妥当であったというものである。そこで今日はテーマを変え、この事件について書いていこうと思う。

     「小沢第五検審事件」とは今から4年半以上前、22年1月21日に市民団体「真実を求める会」が当時、民主党の幹事長であった小沢氏を政治資金規正法違反で告発したことに端を発している。告発は小沢氏の資金管理団体である陸山会が世田谷の土地購入に際して虚偽記載し、それに小沢氏も関わったという内容であった。いわゆる「陸山会事件」である。検察は告発を受け捜査したが嫌疑不十分として不起訴としている。それを不服とした「真実を求める会」が今度は東京第五検察審査会に審査を申立て、2回の審査で起訴相当(起訴すべき)となり、小沢氏は強制的に裁判に掛けられている。結局、無罪となったが、小沢氏の政治力は起訴されたことにより完全に殺がれてしまった。我々はこの第五検審の審査に係る行政文書を開示請求し、その中に不正を見つけたのである。そこで、小沢氏が起訴相当となったのは第五検審事務官らにより不正があったためであるとしてhanako氏と連名で第五検審事務官らを告発していた。

     最高検に告発したのは25年7月8日であり、検察が不起訴処分としたのはその年の暮れであった。この事件は検察と検審事務局の2つの組織が関わった事件で告発を検察が不起訴とするのはあらかじめ想定していた。告発したのは検察審査会にかけることが目的だったからである。検察審査会は読んで字のごとく、検察の捜査、処分の正当性を審査するもので、このため審査会は独自の調査権を持っている。この調査権を使えば、第五検審事務局の不正を明らかにできると思ったからである。そのため、審査申立書にその申立て理由を次のように書いておいた。

    (申立ての理由)
    告発は小沢一郎氏の政治資金規正法違反(陸山会事件)を審査した東京第五検察審査会(以下、第五検審)において不正があったと告発したものです。しかし、この告発は不起訴になるだろうとあらかじめ予想していました。もちろん、開示資料を解析し不正の痕跡を見つけたので告発したのですが、それでも検察は不起訴にするだろうと思っていたのです。告発したのは不起訴を不服として審査申立てをし、検察審査会でこの事件を独自に調査してほしいと思ったからです。

    ところが先日、送られてきた議決通知書の議決の理由は次の通りであった。

    (議決の理由)
    本件不起訴処分記録及び審査申立書を精査し、慎重に審査した結果、検察官がした不起訴処分の裁定を覆すに足りる事情が発見できないので、上記趣旨のとおり議決する。

    理由はこれだけで、不思議なことに、どこにも独自で調査したことが書かれていない。独自に調査したのなら「審査会で独自に調査したところ」の一文が入っているはずで、調査しなかったのなら、何故調査しなかったのかその理由が書かれているはずである。しかも、検察の不起訴処分記録及び審査申立書を精査した結果だと書いている。審査申立書と議決通知書の内容が全くかみ合わないのだ。我々は事務局により審査申立書が差し替えられたことを直感した。

    審査を申立てたのは26年2月7日であり、当時、第五検審事務局には本事件の被疑者、K事務官が在籍していた。被疑者が在籍している第五検審にどうして審査申立てをしたか不思議に思われるだろう。しかし、これには明確な理由があった。検察審査会は調査権を持っているが、実地調査権までは付与されていない。東京検察審査会は第1から第6まで6つの審査会があるが、これらはそれぞれの審査会長を長とする独立した機関であり、別の審査会に申し立てると各種書類の原本が見れなくなるのだ。第五検審には被疑者が在籍しているので、写しでは改ざんされる恐れがあり、原本を確認する必要があったから第五検審に審査を申立てたのである。今年の4月にK事務官と事務局長、両名が異動し、第五検審事務局は一新されている。引き継ぎに乗じて「審査申立書」がすり替えられたことが容易に想像できる。

    そこでさっそく、第五検審事務局に電話をし、理由を説明して審査会で使った審査申立書を送ってほしいと頼んだのだが、事務局長はこの件については既に審査が終わっているので、審査申立書は送れないというのである。審査申立書は我々が提出したものであるにも関わらずである。この第五検審事務局の行為は不正の隠蔽工作以外の何ものでもない。

    審査申立書すり替え


     
    2014.09.20 Sat l 東京第五検察審査会 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     犯人が雲取山にUSBを埋めたのは12月19日だと書いたが、雲取山に登ったのはその日だけではなく、被告が登った12月1日にもUSBを埋めようと登っていたことが考えられる。

     12月1日に登ったhigezillaさんが12時15分に撮った山頂の写真には棒が数本はっきりと写っている。もし、雪が降っていなかったら、この棒があることは分からなかっただろうが、運よく雪で棒が露わになっている。

    三角点の棒

     三角点の棒を拡大すると先端が折れていて、その先には土ではないかと思われる黒い汚れがついている。この棒で穴を掘ったが地面が堅くて先が折れたのではないかと思える。その横にも先端に沿って削った棒があり、穴を掘る道具にしようとしたのではないかと思う。山頂に穴を掘るためのな手頃な棒が数本転がっているのはとても偶然とは思えないのである。

    棒2本


     そして、三角点の下の土には掘られた跡のようにみえる個所もある。この掘られたように見える場所は警察がUSBを掘り出した台座の下とほぼ同じ位置だと思われる。また、三角点の周りはアイゼンで踏み荒らされているようにみえる。

    アイゼンの後

     犯人が被告の行動を監視していたなら、11月30日の夜、奥多摩湖にいることを知っていたはずで、被告が翌日には雲取山に登ることは分かっていたろう。後を追いかけ、12月1日にアイゼンを付け、先に登ったのではないかと思われる。しかし、掘る道具を持っていなかったので地面は掘れず、そのうち他の登山者も登ってきたので埋めるのを諦め、12月19日再度、登って埋めたのではないだろうか。

     12月1日、被告が雲取山にUSBを埋めていないのは明らかである。もともと検察はUSBが埋められたのを12月1日「頃」としていた。検察は被告がそれ以降、雲取山に登っていないことを知っており、情を知らない第3者が埋めた可能性にも言及していた。もし、仮に犯人が被告だとしても、再度、雲取山に登ってUSBを埋めなければならない理由はどこにもない。別の場所を探せばいいだけである。雲取山に固執するのは被告を犯人に仕立て上げようとする真犯人しかいないのである。

    2014.09.07 Sun l PC遠隔操作事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     江ノ島の猫に被告が首輪を付けたとするためのトリックをまとめると以下のようになる。

    <1月3日>
    ①被告が江ノ島に行くことを事前に被告のPCで把握。
    ②当日、被告のスマホの位置情報により、江ノ島に向かったことを知る。
    ③広場のベンチにグレイを持ち込む。(犯人A)
    ④被告が広場に現われるまで、グレイにエサをやり、その場から離れないよう世話をする。離れ際にベンチの隅にエサを残し、目印とする。(犯人B)
    ⑤被告が現れ、接触する前に「ゆたかくん2」を撮影。その後、被告の動きを撮影する。(犯人C)
    ⑥被告が立ち去った後、グレイに首輪を付ける。(犯人D)
    ⑦首輪が付いているグレイとエサが写っている写真を撮る。(犯人E)

    <1月4日>
    ①グレイを見つけ、広場のベンチに連れて行く。
    ②首輪を付け替える。
    ③ベンチの隅にエサを置く。
    ④「ゆたかくん1」と「装着ツ!」写真を撮る。
    ⑤神奈川新聞の上に回収した首輪を乗せ「プレゼント」写真を撮る。

     1月3日に「ゆたかくん1」と「装着ツ!」写真が撮れればそれに越したことはなかった。しかし、それは危険過ぎて出来なかったのだろう。犯人達としては猫に首輪を付けるまでが精いっぱいだったろう。被告が犯人でないと分かったら、防犯カメラの映像から犯人Cはすぐ特定される。また、1月4日の防犯カメラの映像を解析すれば、グレイを連れて来て、写真を撮った者がいることが分かる。ここに1月3日の犯人A~Eまでの人物のいずれかが写っていると思われる。犯人はA≠B≠C≠Dで少なくとも4人はいることになる。EについてはA~Dのいずれかの人物である可能性もある。被告を犯人に仕立てるため、犯人達も非常に危険な橋を渡っている。従って、被告を救うため、真犯人からメールが来ることはないのである。


    2014.09.06 Sat l PC遠隔操作事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     1月4日に付け替えられた猫の首輪は「装着ツ!」写真でみると裏向きである。するとmicroSDは首輪の表に貼り付いていたことになる。microSDがつけられた首輪をしているグレイを見つけた人がそれを剥がす可能性もあるが、警察が回収したのはこの「装着ツ!」写真に写っている首輪なのであろうか。

     「装着ツ!」写真に写っている首輪には大きな特徴がある。バックルの折り返し部分の紐の長さが短いのである。一般的な首輪の折り返し部分に比べ長さが5分の4しかない。首輪が回収されたときの動画をキャプチャーしたものを調べると、その短い特徴が現われている。回収された首輪は「装着ツ!」写真で写っていた首輪だということが分かる。4日の15:30分頃にも首輪が裏返しに付いて写っている写真があるようだ。犯人は裏返しだとは気付かなかったということだろう。1月4日の夜、19時半から20時頃、近所の住民が窮屈そうだと、この首輪を外して付け直しており、警察が首輪を回収したときには首輪は正常な形で付いていたようである。

     反対に1月4日の神奈川新聞に置かれた首輪のバックルの折り返し部分は通常の長さである。このため、1月3日に付けられていた首輪を外し、持ち帰ったものを撮影したのだと思う。

    首輪の長さ
    2014.09.06 Sat l PC遠隔操作事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     「ゆたかくん2」は、被告が現場にいたとき撮られた写真であることを知らせるものだった。では「ゆたかくん1」はどういう意図があったのだろう。

     「ゆたかくん1」と「装着ツ!」のグレイは同じ姿勢をしている。足の位置、頭の位置も全く同じである。このため、2つの写真は同時刻に撮られたと思われる。以前、「装着ツ!」は被告がグレイと接触した時間に撮られたものではないと指摘した。この「ゆたかくん1」は、「装着ツ!」がグレイに接触した時間15:08~11分の間に被告によって撮られたとするために必要な写真だったのである。

     「ゆたかくん1」にはエサが写っている。このエサは「ゆたかくん2」での指の役目をし、撮られた時刻を15:08~11分とするトリックの小道具なのである。首輪が付けられる前の14:54分、Aさんの写真には右隅に小さくエサが写っている。犯人はAさんがグレイの写真を撮ったことを現場で見ているはずである。そのとき、エサも一緒に写ったと考えたはずである。犯人が「延長戦メール」を出すと、警察への情報提供としてグレイの写真が集まってくる。そこで広場のグレイの横にエサがあったことも分かるだろう。この状況を再現しておけば「ゆたかくん1」と「装着ツ!」はそのときに撮られた写真だと考えてくれると思ったはずである。このため、エサを置いて「ゆたかくん1」を撮ったのである。しかし、再現した肝心のエサは大きさも位置も違っており、返ってカモフラージュだということがバレている。

     Aさんの撮影から被告の撮影までは、僅か10分余りである。この間にAさんの写真で写ったエサがなくなり、「ゆたかくん1」のエサになったということになる。どちらのエサも壁際にある。そのままでは頭がつかえてエサは食べられない位置である。グレイの左側は十分なスペースがあり、エサをやるとすれば左に置くはずである。このような壁際に置かれたエサが僅か10分余りでなくなり、さらに同じような位置にまた、エサが置かれることはないだろうと思う。

     1月3日、犯人は「ゆたかくん2」を撮り、被告が猫に触れた後、首輪を付けた。おそらく首輪にはマイクロSDも付いていないだろう。動き回る猫に首輪を付け、翌日まで首輪が外れないかどうかをまずテストしたのだと思われる。犯人としては被告が接触した後、首輪が付いたということが分かればいい。翌日、首輪をつけ替えて、現場の状況を再現して「ゆたかくん1」と「装着ツ!」を撮り、あたかもグレイの3枚の写真が被告の接触した15:08~11分の間に撮られているように見せたのである。

     「ゆたかくん2」は動画で撮ったのをキャプチャーしたと書いたが、おそらくその後、同じ撮影機材で被告の動きを追っただろう。この動画をみて、犯人は1月4日に被告と同じ画角の写真、「ゆたかくん1」と「装着ツ!」を撮ったのだと思う。

     犯人は1月3日に首輪が付き、横にはエサが写っている写真を撮っているはずである。万一、1月3日に首輪がついている猫の情報が市民から提供されなかったときの保険である。警察には15:16分の首輪が付いた写真が情報提供されているようだが、通りすがりの人がたまたまグレイを撮った写真なのであろうか。これについては写真の内容を含め、一切、明らかにされていない。

     
    エサの位置800

    2014.09.04 Thu l PC遠隔操作事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     犯人から送られてきた江ノ島のグレイの写真は3枚あるが、「ゆたかくん1」と「ゆたかくん2」は余分で「装着ツ!」写真の1枚があれば十分だと思われる。犯人が敢えて送ってきたこの2枚の写真は、それぞれ意味のある写真であったのだと思う。まず、「ゆたかくん2」から犯人の送って来た意図を考えてみたい。

     犯人からすると足が付く恐れがあるものは出来るだけ写したくないだろう。おそらく、皆さんすぐ気付かれただろうが、この写真の右隅には小さな指が写っている。明らかに犯人はこの指を見てもらいたかったのである。「ゆかたくん2」は写真がブレており、動画で撮ったものをキャプチャーしたように思われる。従って、指が写った個所を敢えてキャプチャーしていることになる。

     グレイがベンチの背もたれにいるとき、防犯カメラの映像には背もたれの右側の植え込み付近に子供がいて、被告の前には、子供の父親と見られる人物が立っていたらしい。この指は被告が猫に近付く直前に、植え込みにいた子どもの指であると分かる。おそらく猫を指さしている場面であろう。江ノ島のトリック(2)では「装着ツ!」写真は被告がいるときに撮られた写真ではないことを指摘した。「ゆたかくん2」は、被告がいるときに撮られた写真であることを知らせるために必要だったのである。

    指が写った写真

     
    2014.09.04 Thu l PC遠隔操作事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     犯人から送られてきた写真の首輪と1月3日に通行人によって撮られた写真の首輪を比較してみよう。一般的に考えると同じ首輪のはずだが、この2つの首輪は別物と思われる。

     時系列でいうと被告によって15:08~15:11分の間に「装着ツ!」写真が撮られ、その後、通行人Aさんによって16:24分(時計が遅れていると思われ、時間を補正)、写真が撮られたことになる。この通行人Aさんの写真をみると首輪のピンク色の突起物が写っているが、突起物の長さから考えてバックルではなくアジャスターだと思われる。また、バックルだと突起はもっと平坦に見えるはずである。すると、一時間余りで首輪は約90度、時計回りに回転したことになる。

     ところが、Aさんの写真で見る限り、首輪は猫の首に深く食い込んでいると思われる。また、グレイが場所を移動していないことからこのように大きく首輪が回転するとは思えない。グレイが自分で引っ掻いて回転させたことも考えられるが、Aさんの写真ではアジャスターの形状から首輪は正常に付けられていると思われる。「装着ツ!」写真ではバックルに付けられたヒモのリングが隠れていることから裏向きに付けられていることがわかる。このため回転してもアジャスターはAさんの写真のようにはならない。1月3日に首輪が付けられたのは間違いないが、「装着ツ!」写真は15:08~11分の間に被告によって撮られた写真ではないということになる。16:24分の写真では既にあたりは薄暗くなっている。これ以降に首輪をつけ替えても「装着ツ!」写真は撮れないので、この写真が撮られたのは翌日、1月4日だったということになる。


    首輪回転800


    2014.09.03 Wed l PC遠隔操作事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top
     検察は江ノ島の防犯カメラに写った映像と「延長戦メール」に送られてきた猫(「グレイ」)の写真の画角から、猫に首輪を付け、写真を撮れたのは被告以外にはないと主張していた。無罪を主張していた頃の弁護団はこれを「乗り越えなければならない最大の壁」と公言している。

     ここからはしばらく、犯人達により行われた江ノ島の猫のトリックについて書いていこうと思う。25年1月3日の江ノ島の防犯カメラが捉えた状況を時系列に図解すると以下のようになる。

    猫時系列800



     まず、一番着目したいのは「グレイ」が広場にはいなったという事実である。「グレイ」が偶然その場所に居合わせたのではなく、どこからか連れて来られ、しかも、被告が広場に到着するまで、逃げないようにエサが与えられていたのである。犯人達は防犯カメラの位置を知っていて、この場所を選び、その場所に「グレイ」を配置したのである。


    2014.09.03 Wed l PC遠隔操作事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top